恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~
大輔はまたニヤリと口角を上げた。
「だって、うちの出版社で出すから」
「ええええええっ?」
確認してみると、そのケータイ小説サイトは大輔が継ぐ予定の出版社が運営しているサイトだった。
衝撃のダブルパンチ、
クリーンヒット。
私はもうK.Oです。
「ねえ、ゆめ」
梨香はにっこり笑って言った。
「今度、ゆめをモデルに書こうと思ってるの」
「どんな話?」
「そうねぇ、タイトルは……」
そんなの、聞かなくてもわかってる。
「恋愛モラトリアム」
fin.


