恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~
「いや、彼女が足を捻ったのは俺のせいだし」
そうよそうよ。
あんた、関係ないじゃない。
「いえ、陣内さん、これからまだ仕事あるんでしょ?」
「まあ、そうだけど」
あんただってあるじゃないの。
「俺たちはわりとヒマなんで、湿布貼ったら俺が病院連れて行きますから」
勝手に決めないでよ!
「お前がそこまで言うなら……」
「何かあったら、連絡しますから」
「ああ、わかった。頼むよ、北川」
ていうかこの二人、知り合いだったの?
そういえば大輔、前は営業部にいたっけ。
この課ではないけれど。