ワケがありまして、幕末にございます。









そして幾分経った頃。



新撰組は丞等監察方の情報収集の末、今夜浪士達が会合を行うことを察知した。




――祇園祭の宵宮の日、賑わい始めたこの町で、アタシ達は活動を開始する。













「会合場所を探索中ですが場所が特定できず、昼過ぎに出動願いを走らせた会津藩も未だ到着しておりません。

古高の自白によれば浪士は約40…全員徴集となれば相当の人数が居ると考えられます。
ここは刻限まで待たれるべきかと」


「…総司、出動出来る隊士の数は?」


「34人です」


「34?何でんな少ねぇんだ!!
ふざけてんのかオメー等ぁ!!」


「コラコラ、今居る隊士はふざけてないでしょーが」


「でも何で脱走するかな〜。
病気、風邪引きも多すぎっしょ」


「お前も文句言うな平助…」




…ここまで来てコントはやめていただきたい。



しかも、




「山南さんも風邪引いてるって、知ってた?」


「……風邪はしゃーねぇよなっ!」




やっぱバカだ。





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