赤い下着の主
「この学園の先生方は、一切そのような不祥事がないようにお願いしますよ」
という校長の言葉に、
「はい」
と教師一同。
もちろん美奈実も白々しく返事をした。
申し訳ありません、校長。
そう心で思いながら。
美奈実と梶原の場合、もう遅いのだ。
事件はもう、何度も起こってしまっているのだから。
その後は寒くなってきたから手洗いとうがいで風邪予防を呼びかけようとか、三年の受験クラスの生徒にはインフルエンザの予防接種を早めに受けさせようという話が持ち上がった。