赤い下着の主

 確かに優の身長は180センチで高いのだが、そんな正論、今はどうでもいい。

「先生……」

「なによ?」

「可愛い」

「えっ?」

 拗ねていた顔が、今度は照れる。

 学校では凛として隙のない美しい顔が、少女のように変化する。

 照れた顔はまたムッと変化して、

「童顔のあなたに言われる筋合い、ない」

 と睨むように上目遣いで優を見つめる。

 彼女を操作している気分。

 優はおかしくて楽しくて仕方なくなった。

「先生可愛い。マジ可愛い」

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