赤い下着の主
ケラケラと笑いながら可愛いを連呼すると、
「大人をからかわないでよ」
と更に拗ねる。
優は調子に乗って、
「こんなに小さいと、もはや先生って感じしないっすね。あー可愛い」
と言いながらわざとらしく身を屈め、小さい子供にするような仕草で玉置の髪を流れに沿ってそっと撫でた。
「ちょ……っ」
また照れる玉置が、その手を掴む。
この瞬間、優の胸がドクンと跳ねた。
手と手を取り合い、顔と顔の距離は推定20センチ。
玉置もそれを意識したのか、眼鏡越しに優を見つめたまま固まってしまった。