憧れの彼と恋する方法
舞美やっぱり…。
「あのさ、舞美もしかして…」
私が言いかけると、舞美はテーブルに置いた裂きイカをパクッとくわえ、立ち上がった。
「あのね~由希、私を誰だと思ってんの!?」
「え?」
「舞美だよ!岡崎由希の親友の椎名舞美!!」
大声でそう言った舞美の声に驚いて、手に持っていたサラミをポロっと落とした。
「そ、そうだね…」
再びソファーに座った舞美は、頬を膨らまし少々不機嫌そうな顔。
「私が気付かないとでも思ったの?由希はすぐ顔に出るし、分かりやすいんだよ」
「舞美…」
「好きなんでしょ?竜司君の事」
「……うん」