空しか、見えない
「だってサセ、いつだって電話していいって言ったじゃん。どうせ、夜中は暇だからって」

 千夏も喰ってかかってくる。

「放っておいたら、窓から飛び降りそうな勢いだったからです。はっきり言って、夜中に迷惑じゃない人なんていないの」

 佐千子も、向きになる。
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