世界の果てまでキミと一緒に。
判決は……。
死刑――。
何で、何で俺は桜子を……。
半分、血の繋がった妹を何で……。
何で、何で、何で……。
頭の中に同じ言葉がグルグル回る。
この家は、父親が桜子の実母のために建てたもの。
裏庭の桜の木は、桜が好きだった桜子の実母が植えたもの。
この家で父親と桜子の実母は愛し合い、そして桜子を身ごもった。
そして父親に黙って桜子を生んだ……。
子供を殺されるかもしれないという恐怖と闘いながら……。
その後、母親は自殺。
水瀬夫婦に預けられた桜子は養子として水瀬夫婦の子供になった。
バラバラだった糸が1本に繋がった。