世界の果てまでキミと一緒に。
大きなベッドとサイドテーブルだけがあるシンプルな寝室。
何も身に着けていない生まれたままの姿をした千尋様と私は、ベッドの真ん中に向かいあうように座っていた。
「桜子……」
低い声が私の耳に届き、それだけで体は熱を帯びていく。
今までのドキドキ感とは違うドキドキ感に襲われていた。
千尋様が私の頬にそっと手を当てた。
“ビクン”と跳ねる体。
そのまま千尋様の唇が私の唇に重なった。
千尋様の舌が私の唇を割って入ってくる。
まるで生き物のように私の口の中を這うように動く舌。
「……んっ」
キスだけで感じて声が漏れてしまう。