接吻ーkissー
「一緒に行くなら、彼女も連れて行きたいんです。
彼女を1人にさせるのは、かわいそうと言うか寂しいと言うか…。
だから、せめて彼女が学校を卒業するまでは待って欲しいんです。
彼女も一緒に連れて行きたいんです」
「――竜之さん…」
自分の気持ちをぶつけるどころか、先に彼の気持ちをぶつけられてしまった。
横からハンカチが差し出された。
その主に視線を向けると、シンさんだった。
私は、自分が泣いていたことに初めて気づいた。
私がハンカチを受け取ったことを確認したシンさんは、
「菊地さんも菊地さんなりに悩んで、答えを出したんだ」
と、言った。
彼女を1人にさせるのは、かわいそうと言うか寂しいと言うか…。
だから、せめて彼女が学校を卒業するまでは待って欲しいんです。
彼女も一緒に連れて行きたいんです」
「――竜之さん…」
自分の気持ちをぶつけるどころか、先に彼の気持ちをぶつけられてしまった。
横からハンカチが差し出された。
その主に視線を向けると、シンさんだった。
私は、自分が泣いていたことに初めて気づいた。
私がハンカチを受け取ったことを確認したシンさんは、
「菊地さんも菊地さんなりに悩んで、答えを出したんだ」
と、言った。