接吻ーkissー
「――私…竜之さんと、一緒にいたいです。

これから先も、ずっと」

言った瞬間、頬が紅くなって行くのが自分でもよくわかった。

でも、今はそれを気にしている場合じゃない。

「竜之さんに迷惑だと言われても、そばにいたいんです。

私は…」

その瞬間、視界が竜之さんでいっぱいになった。

竜之さんに、抱きしめられたからだ。

「それ以上言われると、俺もヤバい」

ギュッと強く抱きしめられる腕と耳元に落ちてくる声に、私は本当に竜之さんが好きなんだと改めて思い知らされた。
< 235 / 238 >

この作品をシェア

pagetop