魔王と王女の物語
ラスがキスに応えてくれたので、それで調子に乗った色ぼけ魔王は…
息ができないほど激しく唇を重ねながら背中側にあるドレスのファスナーをゆっくりと下ろした。
「コー、どうしてドレスを脱がせるの?」
「ぜーんぶ見たいから」
先日、狼の魔物に呑まれた時にできた肩の傷は治療したせいもあってか綺麗に消えていたのだが、傷のあった箇所を舐めると、ラスがくすぐったそうに身じろぎをした。
「コー、どうして私を舐めるの?」
「味見に決まってんじゃん」
「?」
気が付けばドレスはもう胸の辺りまで脱がされていて、魔王は胸をガン見しながら、はっと我に返って首を振った。
「いやいやいやいやいや…駄目だぞ俺…城に着くまではシねえって決めたんじゃん。でも味見くらい…いやいやいや…」
煩悩と戦っているうちにラスがまたドレスを着てしまい、再びコハクが脱がせようとするとユニコーンが突然嘶いてコハクに突進して行った。
「コー、危ないよ!」
「平気平気。なんだよお前…俺の邪魔すんのか?馬に角が生えただけの分際のお前が?」
「ぶるるる!」
乙女の純潔を穢そうとしているコハクに敵意むき出しのユニコーンはラスを守るようにして立ちはだかり、まっすぐに見据えてきて睨み合っていると…
『うふふふふ』
「シルフィード…お前…こうなるのをわかっててこいつを呼んだんだな?性格悪いぜ」
とにかくラスを触っていたいコハクは傍にどかっと座り、ラスを呼び寄せて抱っこした。
『ユニコーンはいつも乙女の味方よ。あなたみたいな真っ黒な奴は絶対に近づけさせないんだから』
「俺とチビを仲直りさせるんじゃなかったのか?」
『もうしてるじゃない。美味しいおチビちゃんを前にして悶えるコハクもイイわあ。それじゃあまた遊んでね』
シルフィードは手を振って消えていったが、ユニコーンは今も隣に座って、時々額の長い角で身体を突いてくる。
「ねえコー、私もコーを味見していい?」
「マジで!?じゃあもっと下の部分を…」
「下ってどこ?」
「それはさあ」
いそいそとベルトを外そうとした時、お邪魔虫の声。
息ができないほど激しく唇を重ねながら背中側にあるドレスのファスナーをゆっくりと下ろした。
「コー、どうしてドレスを脱がせるの?」
「ぜーんぶ見たいから」
先日、狼の魔物に呑まれた時にできた肩の傷は治療したせいもあってか綺麗に消えていたのだが、傷のあった箇所を舐めると、ラスがくすぐったそうに身じろぎをした。
「コー、どうして私を舐めるの?」
「味見に決まってんじゃん」
「?」
気が付けばドレスはもう胸の辺りまで脱がされていて、魔王は胸をガン見しながら、はっと我に返って首を振った。
「いやいやいやいやいや…駄目だぞ俺…城に着くまではシねえって決めたんじゃん。でも味見くらい…いやいやいや…」
煩悩と戦っているうちにラスがまたドレスを着てしまい、再びコハクが脱がせようとするとユニコーンが突然嘶いてコハクに突進して行った。
「コー、危ないよ!」
「平気平気。なんだよお前…俺の邪魔すんのか?馬に角が生えただけの分際のお前が?」
「ぶるるる!」
乙女の純潔を穢そうとしているコハクに敵意むき出しのユニコーンはラスを守るようにして立ちはだかり、まっすぐに見据えてきて睨み合っていると…
『うふふふふ』
「シルフィード…お前…こうなるのをわかっててこいつを呼んだんだな?性格悪いぜ」
とにかくラスを触っていたいコハクは傍にどかっと座り、ラスを呼び寄せて抱っこした。
『ユニコーンはいつも乙女の味方よ。あなたみたいな真っ黒な奴は絶対に近づけさせないんだから』
「俺とチビを仲直りさせるんじゃなかったのか?」
『もうしてるじゃない。美味しいおチビちゃんを前にして悶えるコハクもイイわあ。それじゃあまた遊んでね』
シルフィードは手を振って消えていったが、ユニコーンは今も隣に座って、時々額の長い角で身体を突いてくる。
「ねえコー、私もコーを味見していい?」
「マジで!?じゃあもっと下の部分を…」
「下ってどこ?」
「それはさあ」
いそいそとベルトを外そうとした時、お邪魔虫の声。