魔王と王女の物語
リロイと手を繋いで自室に戻ると、
部屋に入るなりラスは背中に手を伸ばして、ドレスのファスナーを一気に下げた。
「ら、ラス!」
「だって窮屈なんだもん。やっと息が吸い込めるよー。おいしい!」
元々細い腰にコルセットを巻いたことでさらにくびれていた腰をさすり、
白のちょうちんブルマというほぼ下着の格好でベッドに飛び込んだラスから何とか視線を引き剥がしてすり足で出口へ向かおうとしたのだが、
うつ伏せになりながらラスが手を伸ばしてきて、寂しそうな声を出した。
「もう行っちゃうの?もうちょっと傍に居てほしいな」
「ラス…僕たちはもう大人なんだから、あんまり長い時間2人きりで一緒に居ちゃいけないんだよ」
鎧の重たい音を立てながら剣を脇に置いて椅子を引き寄せて座ると、相変わらず小さな手を握った。
「どうして?大人になっても私たちって仲良しでしょ?もう昔みたいにできないの?」
「うーん…そういうわけじゃなけど…僕はあまり平気じゃないかな…」
ごにょりながら目だけを上げてちらっとラスを盗み見ると、
白い肩が妙に艶めかしくて、
この少女ももうすっかり大人になりかけているのだと感傷的になりつつ、腰を上げてちゅっと頬にキスをすると、
マントを翻して今度こそは部屋を出た。
「ラス、あんまり影と話しちゃ駄目だよ。あいつはろくなこと考えてないから色々真に受けちゃ駄目だからね」
「?コーのこと?うん、わかった。ね、また明日も会える?」
がばっと起き上がった拍子に、コルセットの効果で盛り上がった胸がぷるんと揺れたのが見えて、
顔を真っ赤にさせながらドアを閉めた。
「また明日!」
ドアの外で返事をして、ブーツの音ががちゃがちゃと音を立てながら遠ざかって行って、
今度は天蓋のベッドの天井を見ながらコハクを呼んでみる。
「コー?居る?」
いつもならすぐに返事が返ってくるが…
今日1日を通して影から抜け出ていたコハクの返事はなく、
ちょっと寂しくなりながら目を閉じる。
「お腹いっぱい…」
幸せな気分で眠りに落ちる。
部屋に入るなりラスは背中に手を伸ばして、ドレスのファスナーを一気に下げた。
「ら、ラス!」
「だって窮屈なんだもん。やっと息が吸い込めるよー。おいしい!」
元々細い腰にコルセットを巻いたことでさらにくびれていた腰をさすり、
白のちょうちんブルマというほぼ下着の格好でベッドに飛び込んだラスから何とか視線を引き剥がしてすり足で出口へ向かおうとしたのだが、
うつ伏せになりながらラスが手を伸ばしてきて、寂しそうな声を出した。
「もう行っちゃうの?もうちょっと傍に居てほしいな」
「ラス…僕たちはもう大人なんだから、あんまり長い時間2人きりで一緒に居ちゃいけないんだよ」
鎧の重たい音を立てながら剣を脇に置いて椅子を引き寄せて座ると、相変わらず小さな手を握った。
「どうして?大人になっても私たちって仲良しでしょ?もう昔みたいにできないの?」
「うーん…そういうわけじゃなけど…僕はあまり平気じゃないかな…」
ごにょりながら目だけを上げてちらっとラスを盗み見ると、
白い肩が妙に艶めかしくて、
この少女ももうすっかり大人になりかけているのだと感傷的になりつつ、腰を上げてちゅっと頬にキスをすると、
マントを翻して今度こそは部屋を出た。
「ラス、あんまり影と話しちゃ駄目だよ。あいつはろくなこと考えてないから色々真に受けちゃ駄目だからね」
「?コーのこと?うん、わかった。ね、また明日も会える?」
がばっと起き上がった拍子に、コルセットの効果で盛り上がった胸がぷるんと揺れたのが見えて、
顔を真っ赤にさせながらドアを閉めた。
「また明日!」
ドアの外で返事をして、ブーツの音ががちゃがちゃと音を立てながら遠ざかって行って、
今度は天蓋のベッドの天井を見ながらコハクを呼んでみる。
「コー?居る?」
いつもならすぐに返事が返ってくるが…
今日1日を通して影から抜け出ていたコハクの返事はなく、
ちょっと寂しくなりながら目を閉じる。
「お腹いっぱい…」
幸せな気分で眠りに落ちる。