魔王と王女の物語
その頃魔王は…
悶々としていた。
それも、朝になるまで。
…隣で寝ているラスはすやすや寝息を立てて眠っている。
昨晩からずっと腕枕をしてやっていたのでさすがに腕はだるかったが…
ラスの影でいるのもあと数時間。
カイに倒された時…
カイを呪えて大満足だったのだが、結果的にこんなに大切になってしまったラスをも呪う結果になった。
だがラスは悔やむ自分に言ってのけたのだ。
“呪われてるのはコーの方だよ!”と。
「ったく…どんだけ萌えさせるんだよお前は」
「ん……コー…お腹…空いた…」
頬を突きまくっているとさすがにラスが起きた。
欠伸をしてまたぴったりと胸に頬を摺り寄せてくると、薄いピンクのネグリジェの胸元からは小さな胸の谷間が見えたので…
魔王、大コーフン。
「ち、チビっ!」
「んーーーー、コー、息できないよ離して…」
まだ声はけだるく、少しだけ大人びたラスに荒い鼻息の止まらない魔王はぎゅうっとラスを抱きしめると、今は消えた胸の谷間の傷口に指を這わせた。
「こ、コー?」
「ほんと消えて良かった。チビ…」
――表情を引き締めてきりりとしたコハクの表情と指の感触に顔が徐々に赤くなってしまったラスは、ぱっと離れると起き上がった。
「チビ?どした?」
「お、お風呂!お風呂入りたいの!駄目?」
「や、そう言うと思って入れてあるし。入って来いよ」
「うん。コー、一緒入ろ」
いつものように誘うと、何故か魔王は寝返りを打って背を向けると欠伸をしてみせた。
「や、俺もうちょっと寝たいし。ちゃんと隅々まで身体擦れよ。耳の後ろも!」
「うん、わかった」
ラスがバスルームに消えて行くと…
それまで寝転がっていた魔王はばね仕掛けの人形のように起き上がるとバスルームのドアに耳を押し当てた。
「やべー!めっちゃ一緒入りてぇええ!」
…なんとか堪えて平静を装ったが、所詮色ぼけは色ぼけ。
シャワーの音が聴こえると、魔王は歓声を上げた。
「どこ洗ってんだ?あれか。あそこか!」
超コーフン。
悶々としていた。
それも、朝になるまで。
…隣で寝ているラスはすやすや寝息を立てて眠っている。
昨晩からずっと腕枕をしてやっていたのでさすがに腕はだるかったが…
ラスの影でいるのもあと数時間。
カイに倒された時…
カイを呪えて大満足だったのだが、結果的にこんなに大切になってしまったラスをも呪う結果になった。
だがラスは悔やむ自分に言ってのけたのだ。
“呪われてるのはコーの方だよ!”と。
「ったく…どんだけ萌えさせるんだよお前は」
「ん……コー…お腹…空いた…」
頬を突きまくっているとさすがにラスが起きた。
欠伸をしてまたぴったりと胸に頬を摺り寄せてくると、薄いピンクのネグリジェの胸元からは小さな胸の谷間が見えたので…
魔王、大コーフン。
「ち、チビっ!」
「んーーーー、コー、息できないよ離して…」
まだ声はけだるく、少しだけ大人びたラスに荒い鼻息の止まらない魔王はぎゅうっとラスを抱きしめると、今は消えた胸の谷間の傷口に指を這わせた。
「こ、コー?」
「ほんと消えて良かった。チビ…」
――表情を引き締めてきりりとしたコハクの表情と指の感触に顔が徐々に赤くなってしまったラスは、ぱっと離れると起き上がった。
「チビ?どした?」
「お、お風呂!お風呂入りたいの!駄目?」
「や、そう言うと思って入れてあるし。入って来いよ」
「うん。コー、一緒入ろ」
いつものように誘うと、何故か魔王は寝返りを打って背を向けると欠伸をしてみせた。
「や、俺もうちょっと寝たいし。ちゃんと隅々まで身体擦れよ。耳の後ろも!」
「うん、わかった」
ラスがバスルームに消えて行くと…
それまで寝転がっていた魔王はばね仕掛けの人形のように起き上がるとバスルームのドアに耳を押し当てた。
「やべー!めっちゃ一緒入りてぇええ!」
…なんとか堪えて平静を装ったが、所詮色ぼけは色ぼけ。
シャワーの音が聴こえると、魔王は歓声を上げた。
「どこ洗ってんだ?あれか。あそこか!」
超コーフン。