魔王と王女の物語
コハクがラスの自室に戻ると…膨れっ面の王女はベッドに突っ伏して顔を上げなかった。
「チビ、もっと話しなくてよかったのか?」
「…」
「もしかして妬いてんのか?」
「…やくって何を?コーの言うことわかんないよ。もう喋んないで」
ベッドに腰掛けてさらさらの金の髪を撫でてやり、細いうなじにちゅっとキスをすると、だんだんむらむらしてきて…
「チビ、ちょっと触らして」
「え?ちょ…やだもう!やめて!」
首筋にキスをされて、コハクの顎に手をかけてぐっと押すと、コハクの身体がエビ反りになって首が変な音を立てた。
「なんで膨れてんだよ。スノウのことだろ?」
「…私に何か隠してるでしょ?スノウさんと何があったの?」
「何がって?俺のこと気になる?じゃあ当ててみろよ。当てないと…続けるぞー!」
ありとあらゆる場所にキスをして、されるがままになりながらラスは必死に考える。
「コーが私に隠し事…。なんだっけ?全然思いつかないよ…。もういいや、眠たくなってきちゃった…」
「うおい!諦めるの早すぎだろが!」
ごろんと寝返りを打って背中を向けたラスの態度に…
魔王はコーフンしていた。
「ふうん…気になるんだ?何してたか教えてやろうか?」
「…いいよ別に。聞きたくないもん」
口調は完全に拗ねていて、
膝小僧をくすぐると必死に笑い声を抑えている。
コハクはにやりと笑いながら赤い瞳で両手で口を覆っているラスの顔を覗き込んだ。
「教えてやってもいいけど、その代り同じことするぞ。いいのか?」
「同じことってなに?…スノウさんと同じとかやだ。私とコーの仲は特別でしょ?」
…随分と女らしいことを言ってきて、また色ぼけ魔王は興奮しつつもちろりとラスの指先を舐めた。
「同じなのがいやなのか?じゃあもっと激しくしてやるよ。それがチビのお好みなんだろ?」
「激しく?コーの馬鹿…わかんないことばっか言わないで」
――実の所、
こんなにもコハクをコーフンさせることができるのはラスだけ。
そんなことに気付くはずもなく、また頬を膨らませた。
「チビ、もっと話しなくてよかったのか?」
「…」
「もしかして妬いてんのか?」
「…やくって何を?コーの言うことわかんないよ。もう喋んないで」
ベッドに腰掛けてさらさらの金の髪を撫でてやり、細いうなじにちゅっとキスをすると、だんだんむらむらしてきて…
「チビ、ちょっと触らして」
「え?ちょ…やだもう!やめて!」
首筋にキスをされて、コハクの顎に手をかけてぐっと押すと、コハクの身体がエビ反りになって首が変な音を立てた。
「なんで膨れてんだよ。スノウのことだろ?」
「…私に何か隠してるでしょ?スノウさんと何があったの?」
「何がって?俺のこと気になる?じゃあ当ててみろよ。当てないと…続けるぞー!」
ありとあらゆる場所にキスをして、されるがままになりながらラスは必死に考える。
「コーが私に隠し事…。なんだっけ?全然思いつかないよ…。もういいや、眠たくなってきちゃった…」
「うおい!諦めるの早すぎだろが!」
ごろんと寝返りを打って背中を向けたラスの態度に…
魔王はコーフンしていた。
「ふうん…気になるんだ?何してたか教えてやろうか?」
「…いいよ別に。聞きたくないもん」
口調は完全に拗ねていて、
膝小僧をくすぐると必死に笑い声を抑えている。
コハクはにやりと笑いながら赤い瞳で両手で口を覆っているラスの顔を覗き込んだ。
「教えてやってもいいけど、その代り同じことするぞ。いいのか?」
「同じことってなに?…スノウさんと同じとかやだ。私とコーの仲は特別でしょ?」
…随分と女らしいことを言ってきて、また色ぼけ魔王は興奮しつつもちろりとラスの指先を舐めた。
「同じなのがいやなのか?じゃあもっと激しくしてやるよ。それがチビのお好みなんだろ?」
「激しく?コーの馬鹿…わかんないことばっか言わないで」
――実の所、
こんなにもコハクをコーフンさせることができるのはラスだけ。
そんなことに気付くはずもなく、また頬を膨らませた。