BLack†NOBLE


『これはこれは、東洋の坊っちゃんが随分生意気な口の聞き方をするんだな? あの忌々しい男にそっくりだ』



 コッグの声に攻撃性が加わる。

 ニタニタと笑いながら、不格好な太い指をテーブルの上で組む。



『それで坊っちゃんは、一人なのかい? お兄さんは生意気な事を言って腹を撃たれただろう? パパとママの隣でおねんねしているのかな?』




 くそっ…………
 頭にくるな……。



 コッグとグレコの後ろにいる男たちが臨戦体勢に入る。最初から撃ち合うつもりだったのだろう。

 カルロの言うことを聞いておけばよかった。




 銃を弾け……一発はコッグに、もう一発はグレコに。


 後のことはファミリーがどうにかしてくれる。俺は掟に誓った。仲間がいる。


 両親を殺され、家を焼かれ、兄を撃たれた。



 二人を殺せ……



 ヤるなら今しかない……






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