Princess of Magic

庇「さてと、とりあえず、荷物。出しましょうか?私は少し用意をしてくるからおねがいね。」

 『はい。』
 ・・・・・あれ?返事したのはいいけど…どうやって出すんだろ・・・庇保さんは行っちゃたし・・・

 えっと…入れるときはスティックを荷物から影にやったから、逆をしたら出てくるかな?



とても単純な考えだと思いつつ、それしか思い浮かばなかったので、スティックを出すと、影に向け、影からスティックの先を何も置かれていない地面へと向けた。

そしてスティックをしまうと、またまたいつの間にか荷物が出ていた。


 
 良かったぁ・・・成功した…


庇「まぁ!やり方を言うのを忘れていたと思えば・・・出来たのね。すごいわ。さすが妃芽ちゃん!!」


 『あ、ありがとうございます///』


べた褒めされたので姫は照れた。


庇「じゃあ、私は夕御飯の支度をしてくるから明日の用意と仕分けをお願いしていいかしら?」

 『はい。頑張ります。』

庇「よろしくね。」



庇保はそう言うと、キッチンの方へ行った。


 さてと、まずは明後日の用意をしなくちゃ。必要なものは…制服、靴下、靴、鞄、筆記用具、ノート・・・・普通の学校の用意でいいのかな…?


不安になり、庇保に明日必要なものを聞きに行った。






< 42 / 51 >

この作品をシェア

pagetop