Princess of Magic
『庇保さん…学校に必要なものって何か分かりますか?』
庇「えぇ。用意をするの?」
庇保が問うと妃芽は頷いた。
庇「なら、これを使うといいわ。とっても役に立つと思うから。」
庇保はどっからともなく巻物を出し、姫に渡した。
『何ですか?これ…』
といいつつ、巻物をあけると、中には四角い枠、その横に必要なものが書かれていた。
『ありがとうございます!!』
庇「いいえ。頑張ってね。」
『はい!!』
嬉しそうに戻っていく妃芽を見ながら庇保は娘のように感じつつ、Magic Countryでも無事に過ごせることを祈った。