Princess of Magic


 『庇保さん…学校に必要なものって何か分かりますか?』

庇「えぇ。用意をするの?」

庇保が問うと妃芽は頷いた。


庇「なら、これを使うといいわ。とっても役に立つと思うから。」


庇保はどっからともなく巻物を出し、姫に渡した。


 『何ですか?これ…』

といいつつ、巻物をあけると、中には四角い枠、その横に必要なものが書かれていた。


 『ありがとうございます!!』

庇「いいえ。頑張ってね。」

 『はい!!』


嬉しそうに戻っていく妃芽を見ながら庇保は娘のように感じつつ、Magic Countryでも無事に過ごせることを祈った。





< 43 / 51 >

この作品をシェア

pagetop