愛を教えて
「ああん、もう……そんなに乱暴にしないで」

「強いほうがいいんじゃないのか?」

「最初はそうなんですけど……今は……もう少し優しくしてください」

「私は初めてなんだ。多少やり方が乱暴なのは勘弁して欲しいんだが?」


そんな卓巳の言葉に、万里子の拗ねたように口を尖らせた。


「慣れてるって言ったくせに」

「言ってないよ」


ふたりは視線を絡ませる。


「やだ、もう卓巳さん。そうじゃなくて、もっと……奥まで」

「こう? ……これくらいかい?」


卓巳の大きな手に万里子は両手を添え、一緒に動かし始めた。


「そう……そうっと一番奥まで入れて、それからゆっくり回してください」

「なかなか、体力を使うもんだな。知らなかった」

「腕、痛くなったら途中で止めてもいいですよ」

「いや、最後までやる」


真剣な顔で答える卓巳に、万里子はクスクス笑う。


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