さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―
「原田さん、優しいね。」
「・・・なっ!?」
「それに、照れ屋さん。」
茹でダコのように顔を真っ赤にする原田さんをからかう。
「うるせぇ!!」
「包丁振り回さないでください!!」
頼んだのはいいけれど、このままじゃまったく進みそうもない。
ただでも時間ないのに。
頼んだ相手間違えたかな。
「火ってどうやってつけるんですか?」
火ふき竹を持ってみたけれど、使い方がわからない。
「・・・俺もわかんねぇ。」
私も全然駄目だけど。
2人でがっくしとうなだれる。
これからどうしよう・・・。