さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―
「だいたい、原田さんは・・・」




出会ってまだ30分もたってないだろうに、どうしてこんな事になっているのか分からなくなったけれど、とにかく腹の虫が収まらない。




原田さんは、一体私より何個年上だと思ってるですか!?




・・・そういおうと思ったのに、それを見た瞬間時間が止まった。




───シャキン




何かが抜ける、金属音。




原田さんの腰元をみると、据えてあったはずの刀は抜き取られている。




え、え、ええ!?




もしかして斬り合いの事だと思っているの!?




沖田さんが止めてくれる様子はないし、ここは私がどうにかするしかないみたい。



だけれど初めて見た銀色に輝く刀は思考回路を切断させるには十分すぎた。




え、死ぬの?



そんな考えすら頭に浮かんだ。
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