漆黒の黒般若
目を閉じるがなかなか眠れない



それにしても、あの小十郎さんがもし裕だったとしたら…



でも、確かに裕は死んだはず


「うーん…、わからない」


考えれば考えるほど訳がわからなくなってくる


それになんだか頭もぼんやりしてきた


これは、小十郎さんに直接話を聞くしかないな


同じ屋根の下にすんでいるんだから今は寝ててもいいよね



そこまで考えた楠葉ははっとする


「同じ…屋根の下…」


2年間死んだと思っていた幼なじみが、いや、もし裕じゃないとしても彼に似ている人と暮らすのはなんだか変な感じがした



そんなことを考えながらいつの間にか楠葉は眠りについたのであった




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