イジワル先輩の甘い恋の魔法
「明日、派遣会社に連絡して話をしろ。学校には火曜日に話せ。1人で大丈夫か?」
「大丈夫です」
「あと、俺が退院したら一緒に暮らそうか?」
黒崎先輩はそう言ってニヤリと笑った。
何ですか、その意味深な笑いは……。
怖いです……。
その時、看護師さんが病室に入って来た。
若くて可愛らしい看護師さん。
「黒崎さん、熱測って下さいね」
「はーい」
看護師さんが黒崎先輩に体温計を渡す。
熱を測ってる間に脈を測ったりしていた。