spiral
亜未の叫び声に
俺は我に帰った
目の前には、頭を押さえて倒れている風の姿
っ…やっぱり!
「風!」
俺はすぐ駆け寄って、風を起こす
「風、どうしたの…大丈夫?」
「風は魔界の障気にやられてるんだ。このまま近付けば、また…。」
風は我を失って、俺達を襲う
瞬間あの時の殺気を思い出して、体が震えた
「そんな…どうしたらいいの?」
亜未は不安そうに俺を見た
俺の能力を使えば、また風を救えるか?
いや、風に何の影響も及ぼさないとは限らない
風の意識はまだ、あるし…効果もどれだけ出るかわからない
くそ…考えろ
早くしないと…風が…!!
「…光。」