spiral
「えっ?」俺は亜未を見た
亜未はどこか、向こうの方を眺めている
「アッチに…光が見えた。」
指差したその先
確かに、キラリと光が一瞬輝いた
光?
何でこんな森の中に…?
「何かあるのかもしれない!」
「…行ってみる価値はある、か。」
俺と亜未は同時に頷いて
風を何とか立ち上がらせた
「風、大丈夫か?」
声をかけたが、やはり苦しそうに顔を歪めるだけだった
っ…風
俺達は風を支えながら、ゆっくり光に向かって歩き出した