spiral
「か、駆け落ち!?」
思わず俺は驚いてしまった
親ながら…尊敬する
「恐らく、その頃にはもう大地、お主を身ごもっていたのじゃろう。
だが天界も諦めなかった。ようやく発見出来たのは…行方を眩ましてから一年後だった。」
その一年間
その時に、俺が生まれた?
「わしが二人を見つけた時には、数々の追っ手で二人は衰弱していた。我が子を連れて逃げるのは不可能…そう判断した夏蓮は、お主を孤児院に預けた。」
孤児院
その言葉に俺達は反応した
「わしはその姿を見て、自分の過ちを悔いた。だから、わしは二人の事を見て見ぬ振りをし、お主の事も上には報告しないと決めた。
お主を置いて駆け出す二人を見送った後…すぐ側で、雷が落ちた。」
雷
覚えてるような気がする
たしか、凄い雨が降っていて
そして…
「その雷は、姿を見つけた天界が放った裁きの雷。二人は雷によって…命を落とした。」