キズナ~私たちを繋ぐもの~
「……んっ」
そのままキスをされる。
でも繁華街のコインパークできっと人目はあるに違いない。
助手席にいつまでもかがみこんでいる彼の姿はきっと目を引く。
「ちょ、達……」
「黙って」
「んっ、……あ」
「……妬かせんな」
たっぷり3分は唇をふさがれて、私は酸欠状態になった。
深いキスに酔いは醒めたものの、火照った体が熱い。
そのまま、達雄は運転席に戻ると、エンジンをかけた。
「……司くんだけは油断できない」
「なんで」
「綾乃の事良く分かってるからな」
「大丈夫だよ。もう、私は好みの女じゃなくなったんだって」
「え?」
「だから会えて良かった」
「そうか……」