俺が唯一愛した女
「流石俺の親友!本当にありがとな♪」
『はいはい』
「ところで優斗、お前ミユチャンどう思う?」
『何が?』
「何がって…」
大きくため息を吐く章司。
『何だよ!』
「…優斗に1つ質問。大学入って何人に告られた?」
『は?』
「正直に人数を述べい!」
『……。』
黙り込む俺を見て
にやにやする章司
『…何だよ?』
「いつも言うけど…何で女作らへんの?まだ優衣チャンの事引きずって…」
『そんなんじゃねえよ。ただデートだの毎日一緒に居たいだの… 他人に合わせんのが嫌いなだけ』
" 優衣 "
未だにこの
たった2文字に異常に
反応してしまう俺は..
まだ引きずっている証拠なんだろうか
「優斗ってB型?」
『は?A型だって昔から何度も言ってんだろ』
「そうやっけ?」
『そうだ!』
チャイムの音
先生にバレる事なく
ヒソヒソ話をしていた俺達は
ノートもまともに写さず
さっさと帰る用意をする。