俺が唯一愛した女
章司が歌い
リミ、ミユ、と順番に曲を入れる。
「優斗は歌わないの?」
「リミも優斗の歌聞きたぁい〜」
『歌…』
俺が話しかけた瞬間ふと、章司と目が合う
「……。」
いつになく真剣な表情
何も言わず無言で
俺を見ている章司
「優斗ー?」
『…ん?』
ボーッとしてた俺は
リミの声で我に返る
「ほら次、優斗の番だよ!」
『歌う歌う…』
前に前進する..
ある意味良い機会かもしれないな
俺は曲を入れ
メロディーに合わせてゆっくり歌う
「「「……。」」」
全員無言の中
1番2番と
昔よく歌っていた
懐かしい歌を歌う
そして1曲歌いきった
「「「……。」」」
『え、終わったけど…?』
え、何で何も言わない?
無言の3人に心配になり話しかける俺。
「優斗 …歌上手過ぎ…」
「本当ここまで上手な人が身近にいるなんて…リミもびっくりしちゃった…」