俺が唯一愛した女


『え?』



「上手すぎなのは当たり前やお2人サン!優斗って実はバンドでギターボーカルやってんねんで♪」



「すごぉい…リミ、優斗の歌もっと聞きたい!ギターも聞きたいなぁ〜」



「リミちなみに俺は同じバンドでドラムして…」



「ねぇ優斗今度まじ弾き語り聞かせて〜」



「リミー!無視せず俺の話も聞いてや~」



「へ?…何、章司?」



「だから俺もドラムやねんて!」



『トイレ行って来る』



トイレとだけ3人に伝え



俺は無言で立ち上がり
カラオケルームから出る。



" ドラムも聞きたぁい♪ "



" 何曲も聞かしたる!"



"1曲でいいよ~ "



カラオケルームの外に出ても



章司とリミ2人の話し声は
部屋から漏れて聞こえる…



『弾き語りか…』



トイレへ行く途中
俺はギターゲームを見つけ



やるかやらないか少し迷った結果…
久しぶりにやってみようと手を伸ばす



ぶっちゃけゲームじゃなく
本物のギターが弾ける俺には



このゲーム正直扱いにくい。

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