俺が唯一愛した女
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『おはようございます』
「おお、シキ!ギリギリ出勤だな。…お前の客もう来てるぞ」
シンヤサンの
指を差す方を見ると
見覚えある1人の女
『誰だっけ…とりあえず行って来る』
「おいおい、良くお前に会いに来る女の名前位覚えてやれよな~」
女は俺の姿に気付いて
嬉しそうに立ち上がる。
『えっと… 』
「瑠奈!!毎日来てるんだからいい加減名前覚えてよ~他のお客さんとデート?待ってたんだからー。」
『…んな訳あるか。まあ座れよ』
俺を指名した女
瑠奈 (るな)の年齢は俺の3つ上
「ありがとう♪」
白い肌に金髪の巻き髪
薄桃色のドレスを身にまとった女は
俺に媚を売り微笑み静かに腰を下ろす
「だよねぇ、デートなんて思ってないよ~シキは他のホスト君達と違って女に興味なさそうだし♪」
『ホモみたいな言い方すんな…』
「瑠奈ねシキの心を振り向かそうとして必死なんだよ?どうしたらシキがあたしを彼女にしてくれるのかなーって…」
『瑠奈みたいな良い女… 俺には勿体無いって』
「もうシキったらぁ♪みんなにそう言う事言ってるんでしょ~」
『言ってるけど… 順位で言うとお前が1番?』