俺が唯一愛した女
" 長くて1週間 "
親父に告げられて4日目になる午後
優斗は今日も彰人サンの病室に顔を出していた
「優斗、いつもお見舞いに来てくれてありがとう。きっとあきチャン喜んでるよ」
彰人サンは相変わらず
目を覚ます気配もなく
穏やかな表情で眠っている様子
『……。』
「今日ね、小上先生と話したの」
『…親父と?』
「ずっと怖くて聞けなかったあきチャンの今の状況… 優斗も前に聞いたんでしょ?」
『ああ…』
「一時期は意識が戻ってよくなったと思ったのにね」
『……。』
「あ、もうこんな時間…優斗はお昼食べて来た?」
『食べたけど…』
「そう。じゃあ、あたしお昼ご飯まだだから売店で何か買って来る、優斗は何かいる?」
『いや、俺はいい。また今日も仕事だしそろそろ帰る』
「仕事あるのに…毎日お見舞いありがとね、雨降りそうだから帰り気をつけて!」
『おう、解った』