俺が唯一愛した女

『いらっしゃ…梓?』



「久しぶり♪」



テーブルには久しぶりに見る梓の姿



『あ…』



「シキ何も言ってくれないから…この前私があげた鍵役に立ったみたいね」



『…おかげ様で』



「なら良かった♪」



『……。』



「Lane潰れたんだってね、誰かが通報したらしくって。シキ知ってるー?」



『さあ…』



「あ~あ。私Lane結構好きでよく通ってたのに…残念」



『……。』



「…なぁんてね。私もLaneが潰れてせいせいしてる」



『梓…?』



梓の表情が一瞬曇った表情になる



「私もね、昔Laneで月に売られた事あるから」



『……。』



「馬鹿な女でしょ?その頃の私は月に惚れてたから…自分がターゲットにされた時、嫌だと言えなかった」



『……。』



「頼まれたら断れない…惚れた弱みってやつかな~」



『……。』



「私の時は誰も助けてはくれなかった。そのまま男達に良いように回されておしまい」



『何でそんな話を俺に…』



「何でだろうね?話しときたくなったからかな」

< 296 / 320 >

この作品をシェア

pagetop