俺が唯一愛した女
『……。』
「私も汚れた女の1人…軽蔑した?」
『軽蔑って…』
「良いから正直に言って」
真剣な目
梓が何を求めてるのか
俺にはさっぱり解らない
『梓、お前は…軽蔑するしない、そんな事ばっか考えて生きてんのか?』
「そりゃあ、整形する前までは対して美人でもない体だけの女だったから…」
『今は今、昔は昔。今は頑張って生きてんだろ?それなら胸張ってればいいんだよ』
「胸張って…出来る物ならそうしたいよ。けど私には出来ない」
『……。』
「忘れられたら… あんな忌まわしい記憶。何もかも消しさって何もなかった事に出来たら、そしたら…忘れたいのに忘れられない」
『キツい言い方かもしれねえけど、本当に忘れたいなら軽蔑するとかしないとかそうやって色々考えんなよ』
「え…」
『知ってる?忘れたい、忘れたいと思っていると逆にその事ばかり考えて、逆に忘れられないモンなんだよ』
「……。」
『出来ないなら今は無理に胸張って生きる必要もないし、無理に忘れる必要もない。辛くなった時は泣けばいいし、俺で良ければ話し位幾らでも聞いてやる』
「シキ…」
『…心に出来た傷は1つ梓を成長させてくれるから』