「金剛戦士Ⅰ」黎明の夢
東アジアに侵入して来た生命体は、一体は南シナ海上空から中国大陸へ向かって、一体は黄海上空から朝鮮半島に向かって、そして、もう一体は太平洋側から西南日本上空へと侵出してくる。
南シナ海で迎撃に当たろうとした、台湾と中国の電子ビーム砲搭載艦、合わせて六艦、そして、東シナ海での韓国と中国の合わせて六艦が殺られた。
日本の第二群艦隊はマリアナ海域へ進出中であったが、これも四艦すべて殺られてしまった。
次に中国や日本に地上配備してある、電子ビーム砲の発射準備に入っていると、各指揮本部に小惑星群は無機物生命体であるとの情報が届いた。
情報は届いたものの、咄嗟に、どういう対策を採れば良いのか分からない。
このままでは一方的に、やられっぱなしであり、有効な方策が見つからない。
小笠原東方海域に進出した電子ビーム砲搭載艦の第一群艦隊は、未だ戦いに参加せずに全艦無事であったが、東アジアの中国、台湾、韓国、日本の保有する搭載艦は、第一群艦隊を除いて全滅してしまった。
とにかく照準を正確に合わすためのレーザー照射ができない。いったいどうすればよいのか、各地の司令官は困った・・・
その時、第一群艦隊の四番艦、艦長の吉里は直からの通信内容を分析すると、直たちの乗る脱出用宇宙船は、すべての機能が停止していたお陰で助かったとある。
ということは自分たちの操る搭載艦も全機能を停止してしまえば助かるのではないか、そして生命体が自分たちの射程に入ってきた時に、全艦、機関を再始動して攻撃をしかければよいのではないかと考えた。
南シナ海で迎撃に当たろうとした、台湾と中国の電子ビーム砲搭載艦、合わせて六艦、そして、東シナ海での韓国と中国の合わせて六艦が殺られた。
日本の第二群艦隊はマリアナ海域へ進出中であったが、これも四艦すべて殺られてしまった。
次に中国や日本に地上配備してある、電子ビーム砲の発射準備に入っていると、各指揮本部に小惑星群は無機物生命体であるとの情報が届いた。
情報は届いたものの、咄嗟に、どういう対策を採れば良いのか分からない。
このままでは一方的に、やられっぱなしであり、有効な方策が見つからない。
小笠原東方海域に進出した電子ビーム砲搭載艦の第一群艦隊は、未だ戦いに参加せずに全艦無事であったが、東アジアの中国、台湾、韓国、日本の保有する搭載艦は、第一群艦隊を除いて全滅してしまった。
とにかく照準を正確に合わすためのレーザー照射ができない。いったいどうすればよいのか、各地の司令官は困った・・・
その時、第一群艦隊の四番艦、艦長の吉里は直からの通信内容を分析すると、直たちの乗る脱出用宇宙船は、すべての機能が停止していたお陰で助かったとある。
ということは自分たちの操る搭載艦も全機能を停止してしまえば助かるのではないか、そして生命体が自分たちの射程に入ってきた時に、全艦、機関を再始動して攻撃をしかければよいのではないかと考えた。