「金剛戦士Ⅰ」黎明の夢
興福寺の、ごぶじょう、さから、くばんだ、けんだつば、かるら、きんなら、ひばから、あしゅらの八部衆

千手観音菩薩

それと三組の四天王と十二神将

東大寺、新薬師寺、興福寺の六十体になんなんとする金剛戦士たちの後方に控えるのが、教王護国寺の戦士たちである。

向かって右端から多聞天、梵天、持国天が居る。

次の菩薩部には金剛波羅蜜多菩薩を中心として金剛薩タ、金剛宝、金剛業、金剛法の各菩薩

次の如来部には大日如来を中心として阿シュク、宝生、不空、阿弥陀の各如来

次の明王部には不動明王を中心として金剛夜叉、降三世、大威徳、軍ダ利夜叉の各明王

左の端には広目天、帝釈天、増長天が並んでいる。

その少し上方には修復中であった四天王が、やや間隔をあけて並んでいる。

金剛戦士たちは輝きを放ちながら、怒りの形相で生命体を睨みつけたまま動かない。

生命体も動かない・・・

いや動けないのかも知れない。

そのままの状態で、双方とも動かずに時が流れてゆく・・・




その頃、吉里艦長は生命体の集結している真下の海域を目指して全速力で航行していた。
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