「金剛戦士Ⅰ」黎明の夢
ボス生命体は表面に僅かに傷を負ったものの、たいした傷では無かった。

教王護国寺の戦士たちとボス生命体は、少し距離をおき睨みあっている。


その頃、吉里艦長は、目視で薄雲の広がる遥か上空に、かすかにボス生命体を確認した。

先ほどから、遥か上空で薄雲を通してではあるが、何かが光っているかのような様子が、かすかに見えていたのだが、近づき目視で確認して驚いた。

なんと生命体がボス生命体の一体しか見えない。

あとの生命体はどうなったのであろうか。

何処へ消えたのだろうか。

最大のボス生命体を残して移動して、しまったのであろうか。

それとも、先ほどから何かが光っているように見えたのは、戦闘機部隊による攻撃でも行なわれていたのであろうか。

そしてボス生命体を残して双方とも全滅してしまったのであろうか。

しかし、戦闘機部隊の集結が完了するのは、予定では、まだ先の時間であり、こんなに早く戦闘が開始されたとも思えないし、何かが光っていたのが見えたといっても、遠くから薄雲の広がる空を見上げてでのことであり、光は星か流れ星だったのかもしれないし確信が持てない。

もしも生命体がボス生命体を残して移動したのであれば、何らかの情報があった筈であるし、目視でも十体以上の生命体が移動すれば、わかったのではないか。

いったい、どうなっているいるのか分からずに、吉里は不思議であった。
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