東京+ラブクラフト







「 あ

懐いてくれてないワケじゃないの
"大好き"って言ってくれてるし…
アタシも大好き…



ただね…


真っ暗闇で、誰もいないトコじゃないと
あのコ 眠れないんだぁ… 」





「 …誰とも…? 」



「 うん…


もちろん、ハルトとも 誰とも ――



… いつかハルトと

ううん
これはアタシのヒイキってヤツだね


いつかダレかに、
安心して眠れる相手に
ルウも出会えるといいなぁ…―― 」











――― カーテンからは明るい日差し

外から雪の溶ける音が、ポタポタと聞こえる





そのまま私たちは 手を握って
ホントにぐっすり眠ってしまった ―――






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