東京+ラブクラフト
「 あいつ向いてるんだよ
ああいう接客業がさ
No.1になってるだけあるっていうか…
…逆にユタカは、向いてねんだ
んで、最初はいいかもしんないけど…
わかるだろ?
そしたらさぁ 前と同じじゃね?
せっかく勇気出したユタカが
姫を助けた王子でいられなくなんじゃん
―――… それにハルトさんも
ただ遠くにやったワケじゃないよ 」
「 …え 」
「 元々ユタカは、料理人になりたくて
こっちに出て来た奴だから…
那覇にさ
ハルトさんの知り合いがいて
そこで住み込みしながら
料理も教えて貰える手筈も出来てて… 」
私は
最後まで聞かずに立ち上がって
洗いモノをしてる
ハルトさんの横に走った
「 ――― どうした? 」
「 … 手伝いまっす! 」
「 水 冷たいよ 」
「 ――… ウソつきっスよ ハルトさん 」
「 ああ …ごめんね? 」
「 違います!
…… ミコさんのコトどーでもいいとか
ユタカさんのコト興味ナイとか…
全部、丸っきり
―――… ウソじゃないですか… 」