初恋は野球の王子様★
トクンッ…////
「うぅ……ひっく………うぅぅ…………。」
私は、望月くんの胸で思いっきり泣いた。
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泣き出してから、30分ぐらいが経つ。
私の顔はスゴく腫れまくっていた。
「ごめん…ひっく…。シャツ…びしょびしょだね…。」
「いんだよ、別に。もうスッキリしたか?」
望月くんが優しく、私の涙を指の腹で拭う。
童顔で可愛らしい顔と目が合った。
「ありがとう…望月くん。」
私は、真っ直ぐ彼を見てお礼を言った。
「望月くんって…本当は優しい人なんだね…///」