中指斬残、捌断ち儀
『人間扱いされてねえよ、お前。人間なのにな』
『てめえの生き方は、人間らしさが一つもねえ!』
『死んでんのと変わりねえじゃねえか!』
全部が全部、当てはまって、“言われてから、やはりそうなのかと思ってしまう”ことだった。
自覚がなかったわけじゃない、今の状態を作ったのは僕自身だから“そうなるように仕向けた”のだけど――怒りを浴びせられる間違った生き方だとは思わなかった。
立場をわきまえる――呪い子として、人間以下として生きる僕はおおよそ人間らしい生き方をしてはいけない。
蓋をされた臭いもののように、流刑された罪人のように、追放された厄介者のように、僕は大人しく静かに死んだように生きていくのが“周りに迷惑かけない生き方”だと思っていた。