わたしとあなたのありのまま ‥3‥
昨日は、それぞれクラスの打ち上げがあって一緒に帰っていないし。もっと言えば、昼休み以降は田所と接触していない。



何に対しても盛り上がりの薄い我がクラス。打ち上げの参加者も極一部。

と言うか、スポ大委員でもなく、応援団でもないのに参加したのなんか、私ぐらいだった。


当然、綾子とナルちゃんは不参加。



私だって参加したくなかった。冬以のこと根掘り葉掘り聞かれたら嫌だし。


でも『クチビル』が、「お前、逃げんなよ」なんて、意味深な言葉を吐き逃げするから。

逃げたと思われたら、余計に怪しまれる。どうしてだかそんな風に思ってしまった。


それに、これ誤解を解くチャンスかもって。



けれど、そんなあざといことを考えたりしたのがそもそもの間違い。





空気を読んで、みんな冬以のことは話題にしなかった。


どうやら冬以の一件は地雷扱い。それはそれで辛い。



そんな中、応援団長を張り切って務めたクチビルが、私の隣を躍起になって陣取って。


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