わたしとあなたのありのまま ‥3‥
美術館で『何とか展』(横文字はやっぱり覚えられない私)を見終えた頃には12時を回っていた。
慌てて館内にある喫茶店っぽいお店に入って、軽食でお昼を済ませ科学館へ移動。
絵心のない私だけど、巨匠と呼ばれる人たちが何世紀も前に描いた絵画には、激しく胸を撃ち抜かれた。
まるで3D画像みたいな立体感に、思わず身を乗り出して横から覗き込んだりして。
「ほのか何やってんの?」
そんな私を見て、不思議そうに冬以が問う。
「いや、絵の具盛ってあんのかなーって思って。だけど違った。ペタンコだ。どうなってんだろ?」
真面目に答えたつもりだったけど、冬以は堪えきれなかったみたいにブッと吹き出した。そうして、クツクツ声を殺していつまでも笑っていた。
プラネタリウムは大半が家族連れで、私の隣も小学生ぐらいの女の子だった。
冬以の隣は大人カップル。
私の想像では多分、オフィスラブ。個人的憧れによる勝手な想像――というか妄想だけども。
慌てて館内にある喫茶店っぽいお店に入って、軽食でお昼を済ませ科学館へ移動。
絵心のない私だけど、巨匠と呼ばれる人たちが何世紀も前に描いた絵画には、激しく胸を撃ち抜かれた。
まるで3D画像みたいな立体感に、思わず身を乗り出して横から覗き込んだりして。
「ほのか何やってんの?」
そんな私を見て、不思議そうに冬以が問う。
「いや、絵の具盛ってあんのかなーって思って。だけど違った。ペタンコだ。どうなってんだろ?」
真面目に答えたつもりだったけど、冬以は堪えきれなかったみたいにブッと吹き出した。そうして、クツクツ声を殺していつまでも笑っていた。
プラネタリウムは大半が家族連れで、私の隣も小学生ぐらいの女の子だった。
冬以の隣は大人カップル。
私の想像では多分、オフィスラブ。個人的憧れによる勝手な想像――というか妄想だけども。