海の魔女
「!?」

ルートの顔がみるみる
リンゴのように
赤くなっていくではありませんか。

「あんた、
 本当に私の幼なじみなんでしょうね?」

これでもか と言うように
ソフィはルートの襟を
自分の方へ引っ張ります

「な!?
 や、やめろって…
 お、おい、その、」

ルートは視線を横にそらします。

「ねぇ、聞いてるの!?」

「ふ、ふふふ服着ろっつーの!!」

ルートは叫びました。
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