銀棺の一角獣
「アルティナ、もうおいき――君にはやらなければならないことがある」
「いいえ」
アルティナは首を横に振った。
「今晩は……ここにいさせて……お願いだから」
自分にできることはそう多くないとアルティナは知っていた。冷たい水を運んできて布を濡らし、それを彼の額に置いてやる。
「明日の儀式はどうすればいいのかな」
「……今は、そのことは考えないで」
アルティナは、手を伸ばして彼の瞼を塞いだ。
「明日のことは、明日になってから考えましょう?」
都に戻ってきた今、ルドヴィクとのつながりは切るべきだ。これからは、婚約者だけを見つめていく。
キーランは再び眠りに落ちている。アルティナはその髪を何度も撫でた。
□■□ ■□■ □■□
「いいえ」
アルティナは首を横に振った。
「今晩は……ここにいさせて……お願いだから」
自分にできることはそう多くないとアルティナは知っていた。冷たい水を運んできて布を濡らし、それを彼の額に置いてやる。
「明日の儀式はどうすればいいのかな」
「……今は、そのことは考えないで」
アルティナは、手を伸ばして彼の瞼を塞いだ。
「明日のことは、明日になってから考えましょう?」
都に戻ってきた今、ルドヴィクとのつながりは切るべきだ。これからは、婚約者だけを見つめていく。
キーランは再び眠りに落ちている。アルティナはその髪を何度も撫でた。
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