銀棺の一角獣のレビュー一覧
5.0
一角獣を巡ってのストーリー展開が開かれていく。
だけど、その中に人々の想いが気持ち。
そして、三人の想いが複雑に絡み合い、ストーリーは進展していく。
ストーリー初めから、重苦しい展開で、この先どのようになっていくのかと不安から入りました。
だけど、読めば読むほどストーリーに引き込まれていきました。
とても、読んでいて切なくもあり、一緒に旅をしているような気持ちになりました。
愛する兄と父を亡くして女王陛下に即位したアルティナ 敵国との停戦の条約で差し出された2つの条件 第三王子と婚姻すること 国の守り神を差し出すこと ───アルティナは愛する金の騎士への気持ちを殺し必死に最後まで自分の国を守り続ける────
愛する兄と父を亡くして女王陛下に即位したアルティナ
敵国との停戦の条約で差し出された2つの条件
第三王子と婚姻すること
国の守り神を差し出すこと
───アルティナは愛する金の騎士への気持ちを殺し必死に最後まで自分の国を守り続ける────
読者の想像力をかきたて、キャラクターの心情や情景がまざまざと目の前に広がる感覚。
ひさしぶりに読み応えのある作品に出会えたなぁと思います。
世界観や国の背景もよく作り込まれていて、読み終わった後の満足感も大きい。
素晴らしい作品をありがとうございました。
まさに王道。
しかしながらこの『王道』を見事に書き上げ、容易に読者の心を絡め取り作品の内側に誘う引力が強烈でした。
エンデやトールキンを読んでいる心地にも似た極上のファンタジーです。
特にヒロインが素晴しいです。
ここまで清廉潔白だと読者から反感を買ってもよさそうなのに彼女にはそれがありません。
その高潔さが、健気さが、率直さが、国を守る守り神のごとく作品の芯となって支えています。
彼女が鎧を纏い、一角獣に跨る威風堂々とした姿が脳裏に浮かぶようでした。
(そのシーンは鳥肌モノです!)
筆者様の筆力に参りましたというほかありません。
(個人的にはティレルがだいすき!家に連れて帰って毎日沐浴させたいっ)
いにより、父と兄を亡くし敗れた国の王女として、愛する人がいたにも関わらず、敵国に嫁ぐことになった主人公。 そんな彼女を静かに愛し、体を張って守る騎士。 惹かれ合いながら、それを分かっていながら、そばにいるのに触れる事さえ出来ず、互いを守るために互いを犠牲にする。 そんな二人の仲に感づきながらも、敵国で彼女を優しく支え守ろううとする婚約者。 そして物語りの要とも言える一角獣。 長年に渡る戦いに、決着を付けるため、何も知らなかった姫が王女となり、一刻を背負うその姿はとても痛々しく、そして勇敢で美しかったです。 登場人物全てが愛おしく、戦いに冒険、そして恋愛。 全てが気になり、この世界に入り込みました。 読み応えがあるのに、飽きることなく、一気に読めるラブファンタジー。 是非、ご一読を。
いにより、父と兄を亡くし敗れた国の王女として、愛する人がいたにも関わらず、敵国に嫁ぐことになった主人公。
そんな彼女を静かに愛し、体を張って守る騎士。
惹かれ合いながら、それを分かっていながら、そばにいるのに触れる事さえ出来ず、互いを守るために互いを犠牲にする。
そんな二人の仲に感づきながらも、敵国で彼女を優しく支え守ろううとする婚約者。
そして物語りの要とも言える一角獣。
長年に渡る戦いに、決着を付けるため、何も知らなかった姫が王女となり、一刻を背負うその姿はとても痛々しく、そして勇敢で美しかったです。
登場人物全てが愛おしく、戦いに冒険、そして恋愛。
全てが気になり、この世界に入り込みました。
読み応えがあるのに、飽きることなく、一気に読めるラブファンタジー。
是非、ご一読を。