ハッピークライシスのレビュー一覧
5.0
余計なシーンなど一切なく、けれど細やかな表現は読んでいて飽きがない。 一度読むと止まらず、ほぼ一気読みでした。 青薔薇と呼ばれる盗賊“ユエ”が一枚の絵画を盗んだことから始まるこの物語。 絵画を欲する政界の重鎮、その重鎮を消そうと目論むマフィアたちを巻き込んで進んでいく過程はとてもリアリティがあり、わくわくドキドキしました!! 本作のヒロインの“シホ”がユエに敵対したところはひやひやものでしたが、あのような結果になりホッ。 掴みたくても掴めない、一緒にいたくてもいられない切なさがユエの心情を通じて伝わってきて、やるせなさが襲いましたが、そのままラストを迎えても何故か心は穏やかでした。 想いは通じ合わなかったのに、何故かあれで良かったんだと思える自分がいます。 ヒーローとヒロインが結ばれるようなハッピーエンドじゃなきゃイヤ!という人の価値観を変えるかもしれません。
余計なシーンなど一切なく、けれど細やかな表現は読んでいて飽きがない。
一度読むと止まらず、ほぼ一気読みでした。
青薔薇と呼ばれる盗賊“ユエ”が一枚の絵画を盗んだことから始まるこの物語。
絵画を欲する政界の重鎮、その重鎮を消そうと目論むマフィアたちを巻き込んで進んでいく過程はとてもリアリティがあり、わくわくドキドキしました!!
本作のヒロインの“シホ”がユエに敵対したところはひやひやものでしたが、あのような結果になりホッ。
掴みたくても掴めない、一緒にいたくてもいられない切なさがユエの心情を通じて伝わってきて、やるせなさが襲いましたが、そのままラストを迎えても何故か心は穏やかでした。
想いは通じ合わなかったのに、何故かあれで良かったんだと思える自分がいます。
ヒーローとヒロインが結ばれるようなハッピーエンドじゃなきゃイヤ!という人の価値観を変えるかもしれません。
藤真さんのフィクションシリーズが大好きです。
今回の作品は、危うげな盗賊の青年とそんな彼を密かに慕う女性の話でした。
独特の世界観は健在です。
細かい描写や恋愛、戦闘シーンも綺麗に書かれていて流石だなと思いました。
ふたりがデートするシーンが本当に好きです。
出来れば、少女とユエとのからみがもっともっと見たかった。もし次回このシリーズがあるなら、そのあたりをじっくりみたいです。
なんにせよ、幼馴染にここまで信用されないユエに同情しつつ可愛いと思ってしまいました。さりげなく、彼女を守る姿が素敵でした。
シンシアが出て来たことに大興奮の一作です。