神様修行はじめます!
あ・・・。

確かにあたし、あの時に諦めた。

しま子も死んじゃったと思ってたし。

自分の力も発動しなかったし、もう、どうしようもないと思って。

完全に生きる事を諦めてしまっていた。



「自分の残された命すべてと引き換えにしても、小娘を守りたかったか・・・」

「・・・・・」

「なんとしてでもお前に生きて欲しかったようじゃな」

「・・・・・」

「小娘、お前は・・・」



「愛されていたんだよ。君は」



静かな声が聞こえた。

真っ白に輝く光の中から。


門川君が、円陣の中から真っ直ぐにあたしを見つめていた。

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