魔法つかいになって憧れのアイドルと××
「それで……あたしのこと、思いだしたの……?」


「いや…そのときはまだ、なんか変な感覚でさ。

実際に、ココ来て…お前の顔見たら…なんかこう…胸にこみあげてくるもんがあって」



「そう……なの?」



「そ……。それで……全部、思いだした…。けど誰ひとり、事故の前のことを…覚えてねぇんだよな。

試しにお前の母さんに、『お久しぶりです』っつったけど、全然わかってなかったし…」



そういえば、お母さんそんなこと言ってたっけ…。



「そうだったんだ…」


「お前が目覚めたら……いつまでの記憶が残ってるのか、聞いてみたくて…最初は見舞いに来てた。

けど…そのうち、違う目的でココに通うようになってた…」


「違う…目的……?」



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